今週から絶賛フリーター祭り!どうもはかせです。
会社を辞めて数日が経ちまして、世間から見た僕は”フリーター“という扱いになってる現状です。
個人的には大変好ましい状態ですが、ネット上では高年齢のフリーターはカスだと罵られることも多いですよね。(ちなみに現在29歳)
実際のところ、フリーターという自由すぎる生き方は良いのか、悪いのかについて今日は触れていきます。
結論からいうと、”自分が良ければ別によくね?“というのが個人的見解です。
周りがどうこうとか、人生終わりだとか、将来分からないでしょ?と僕は考えています。
改めてフリーターでいることのメリットとデメリットを抑えながら、考えていきましょう。
- フリーターである自分を恥じている人
- フリーターって正直どうなの?って思う人
- 正社員を辞めて、フリーターになろうか悩んでいる人
目次
フリーターって改めてどんな人?
フリーターフリーターって一般的に口にしているのはどんな人なんですかね?
僕の認識だと、”正社員・契約社員・派遣社員じゃない人”ってイメージなのですが、ひとまず天下のWikipediaさんを見てみましょう。
フリーターは、日本で正社員・正職員以外の就労雇用形態(契約社員・契約職員・派遣社員(登録型派遣)・アルバイト・パートタイマーなどの非正規雇用)で生計を立てている人を指す言葉。
学生は含まれない。
中学校卒業・義務教育課程修了後の年齢15歳から34歳の若者が対象である。
和製の造語(「フリーランス・アルバイター」の略称)である。
フリーアルバイターとも言われる。<出典 Wikipedia>
つまりは学生以外で正社員・正職員以外の就労雇用形態の人を指す言葉なんだといいます。
アルバイトやパートで生計を立てている人のことなので、みんなが想像するイメージとそう乖離はなさそうですね。
というか一番気になったのが、34歳までの若者って・・・35歳になったら何者になれるんだ・・・笑
フリーターの概念がわかったところで一つ思ったのが、いわゆる”フリーランス”もフリーターじゃないのか?ってこと。
これは仕事が会社から提供されているか、自分で獲得しているかが大きく違うため、明確に違いがあるんだといいます。
んー、個人的にはかなり近しい存在に感じるけれど、会社に依存しているかそうじゃないかで変わってくるみたいですね。
フリーターのメリットは?
時間に自由が効く
フリーターという言葉にもある通り、“free(自由な)”働き方ができるメリットが一番大きいです。
アルバイトであれば限られた時間内で働く以外は、時間を拘束されることはありません。
夢や目標があって、どうしても定職に就くことができない人には最適な働き方だといえます。
正社員などの正規雇用で「残業が・・・」と苦しんでいる方は少なくありませんよね。
フリーターはこうした悩みがない面が良さだと考えています。
意外と生活に困らない
正社員の魅力の一つに、固定給という部分があります。
毎月安定した給与が必ずもらえる安心感はフリーターにはない魅力の一つです。
一方でフリーターはというと、意外と生活はできちゃうんです。
フリーター歴7年でしたが、1ヶ月の給与は約18万円前後でした。
家賃や必要出費を差っ引いても、7万円は手元に残るので、正直生活に困ることはありませんでした。
ただ僕は結婚しておらず、子供もいません。
もし妻子持ちだったら・・・については以降で触れていきますね。
無理して働く必要がない
正社員であれば仕事が終わらなくて帰れないなんてこと、少なくありません。
「働き方改革」なんてもんが施行されるくらい、今は正社員の働き方が問題になっています。
一部ではフリーターの時間拘束がヤバイなんて職場もあるそうですが、ごく稀なケースです。
基本的には定められたシフト内で、しっかりと職務をこなしていれば問題がないのはフリーターらしさですよね。
仕事に対する責任が低い
フリーターである以上、問題を起こしたら店長やその他社員がお客様に謝るケースがデフォルトです。
仮に正社員だったら、会社のブランドや経営に大きな打撃を及ぼす事件を起した場合、解雇の可能性もあります。
フリーターが責任を取って辞めるというケースは相当なことがない限り起こりません。
フリーターが責任重大な業務などを担うことは少なく、比較的簡単な仕事を任されることが多い印象です。
まぁ一生懸命働いていたら、フリーターだろうと個々に責任感は湧いてくるんですけどね。
フリーターのデメリットは?
金銭面での余裕はない
先ほどメリットの部分で生活ができちゃうとお話しました。
しかし”余裕のある“生活となると少し難易度があがります。
正社員の場合、固定給25万だったとしても、ボーナス込みで年収350万であれば、多少の貯金は可能です。
一方でフリーターの場合、月20万円稼いでいても、毎月安定して貯金するのは難しいです。
倹約家であればちょっとずつ貯金も可能ですが、簡単ではないですよね。
ましてや東京であれば家賃が高く、1ヶ月生きるだけで相当なお金がかかります。
地方は逆に東京ほど時給が高くないため、手取りの少なさが目立ちますしね。
金銭面で落ちついた生活がしたいのであれば、間違いなくフリーターは間違った選択といえます。
社会的地位が低い
フリーターは社会的地位が正社員よりも低い点がデメリットとして挙げられます。
基本的にフリーターは銀行からお金を借りることや、住宅ローンを組むのが難しいです。
というかほぼ無理です。
また引っ越す場合も、家によっては契約を断られる場合もあります。
給与面で安定しない人に我が家を貸すのは不安!という気持ちなんでしょうが、致し方ないですよね・・・。
将来のビジョンに不安を感じる
20代の若いうちはまだ長い人生を考えれば、数年のフリーター生活でも気にはならないでしょう。
ですがこれが30代に突入した場合、気持ちの面での不安感は倍増します。
鋼のメンタルを持ち合わせている方であれば、気にならない方もいるでしょうが、一般的な考えでは気持ちがもちません。
というのも、自分と同じ歳の人たちが結婚や出産を発表する中で、自分は将来その予定がない。
自分の人生は果たしてこのままでいいのかと、自問自答する瞬間も多くなるでしょう。
少なからず僕は日々そう感じています。
だからこそ努力できるって面もありますが、やはり将来の不安とは常に隣り合わせですかね・・・。
同窓会に参加しにくい
意外と過去の友人と会うような同窓会や親睦会に参加することに抵抗感を抱くようになります。
それもそのはず、給与面で安定している話やマイホームを建てる話、会社で重要なポジションにいる話などが耳に入ってくるからです。
フリーターであることの不安があるからこそ、こういった友人の話が胸に刺さり、自暴自棄になってしまうなんてことも少なくありません。
参加しなければ不安な気持ちにはならないため、欠席するなんて人もいるでしょう。
ちなみに僕は行きません。
あれこれ話したくないですし、「大丈夫?」の言葉が本当にウザいので。笑
フリーターでいることは悪なの?
ここまでフリーターのメリットとデメリットをつらつらと書き進めてきましたが、正直フリーターでいることは”悪“なのでしょうか?
悪というと表現がよくないので、ここでは”良くないことなのでは?“というテーマで進めていきます。
人それぞれ感じ方が違うので、一概に正解はありません。
あくまで僕個人の目線でお話すると、”フリーターは最高じゃね?“ってのが意見です。
「フリーターってヤバくね?」って思うのは、一定の年齢に達すると、正社員雇用が難しくなるからです。
正社員になれない=人生終わりではないですし、やりたいことや目指していることがあるのであれば、そこで結果出せば良くないですか?
死に物狂いで向き合う必要はありますが、それすらも否定してフリーター=クソはナンセンスだなと思います。
自分自身が信念持って生きているフリーターであれば、どんな仕事してようが輝いて見えます。
ただ間違っても以下のようなフリーターにはなりたくないというか、あまり良さは感じません。
- 夢や目標なく、ただフリーターやっている
- 仕事も適当に働いている
- 正社員をバカにしている
何歳であっても、夢や目標があるからこそのフリーターであれば、最高じゃないか!と思っています。
また正社員には正社員の魅力があるので、それをバカにすることはしたくないです。
どちらも経験して感じたことは、どちらも使い方次第で最高の人生になるということ。
正社員で毎日苦しい思いしながら働いて人生を終えるのであれば、僕は毎日自分がワクワクするものの為に努力していきたい。
ただそれだけです。
まとめ
フリーターという働き方が良くないものだと考えているのであれば、今一度考え直して欲しいです。
どうしてもフリーターじゃないと夢や目標を追えない人がいますし、精神的な問題で正規雇用が難しい方もいます。
背景も知らずにフリーターってダメじゃない?と否定せず、選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか?
ただ良さがある分、金銭面や精神面でキツいのは間違いではありません。
メリットとデメリットをしっかり把握した上で、必要な選択なのであればフリーターという働き方は凄く有意義なものとなります。
最終的には周りがどう思うかよりも、”自分が自分をどう思うのか“の方が大切じゃないの?というのが僕の意見です。