「面白いネタが思いつかない…」
お笑い芸人が一度は必ずぶつかるマイナス感情の1つでもあります。
面白いと言われたいから面白いネタを作らなきゃ!と思えば思うほど、納得いくネタが生まれなくてモヤモヤするんですよね。
そして仕方なくできたネタは最悪で滑り倒したりね。笑
この様なお笑い芸人がネタ作りに困った時の対処法として元芸人の私が行っていた方法を本日はシェアしちゃいます。
もっとも大事なことはとにかく外に出る事です!
そしてひたすら考えることです!
ネタが思いつかない時こそ外に出よう
ネタ作りをする際に自宅やファミレス、または公園なんかで話しながら作っていくことがほとんどだと思います。
ピン芸人だと一人で企画構成しなければならないので、基本的には自宅にこもってネタ作り直し、なんてのが一般的ですかね。
実際、体験談として室内にこもって面白いことを考えようとしても必ず限界がきます。
特に自室だと見慣れた光景の中で自分の思考のみでネタを模索するので、生まれてくる結果には限度があります。
ですので、ネタ作りに煮詰まった時はひとまず外にくりだしましょう!
外に出ることで知らない人同士の何気ない会話やイベントなどを見ることで、情報を数多く得ることができます。
こういった外からの情報がネタのベースになることもありますし、すべらない話に繋がったりもします。
特に変わった姿をしている人や話し方が独特な人、または爆笑し合ってる会話などは要注目です。
そういったところにネタのヒントがたくさんあるので逃さず奪ってしまいましょう!
面白いことは周りから奪おう
一人でネタを考えると脳みその数は1つです。
当たり前ですが、コンビは脳みそが2つあり、ネタ数を考えるにもピン芸人より2倍多くネタがうまれます。
先ほど外に出ろというお話をしましたが、外には言うまでもなく何百、何千と人が行き交っていますよね。
この人たちの笑って話している会話やボケている人からネタを奪ってしまいましょう。
パクリじゃないの?と思われた人もいるかもしれません。
ですが全く知らない人の思考はテイクフリーです。笑
がんがんパクって、あたかも自分が考えましたと堂々としていれば良いのです。
人間の思考なんてかぶることはしょっちゅうあります。
気にせず面白いなと感じたことはパクっていきましょう!
ニュースや新聞の話題はチェックしよう
爆笑問題やナイツのようなネタは時事ネタ、いわばニュースを軸にネタが作られています。
時事ネタの良いところはお客さんがすでにそれらの話題を知っていることが多いので、共感を得やすい特徴があります。
ですので日頃からニュースや新聞は必ずチェックしておくことをオススメします。
ネタ内の一つのボケとして使えるほか、フリートークなどでもとっさにボケとして活用できたりするので役立つ面が多いです。
ポイントとしてはあまりコアなニュースよりも、みんな知っている話題のニュースをチェックしましょう。
ジャンルは政治や経済でも良いですが、若い女性のお客さんが多いと思うので、芸能ネタはかなり使えますよ♪
メモするクセをつけよう
これまで紹介してきたネタ作りに困った時の対処法、全てにいえることですが、面白いことってすぐ忘れます。
私だけかもしれませんが、目で見たり耳で聞いたりしたことって、自分の思考から生まれたものじゃないので、忘れちゃうんです。
なので私は必ずメモをとります。
常にポケットにメモ帳とボールペンを入れているくらいメモをとっていました。
仕事中も通勤中も少しでも面白いなと思ったことはとりあえずメモを残しておきましょう。
ポッと出たワードなども逃さずメモしておくことで、いざネタを作るときに結構役に立ちます。
その時あまり面白くなかったことも、ネタを作るときには言い回しや表現の仕方を工夫するので、意外と面白く化けたりするんです。
1日のうちに面白いと感じたことを1つずつメモに残しても、1年で365個です。
何もやらない人との差は歴然なので、コツコツ面白い貯金をしていきましょう!
まとめ
ネタを毎日考えまくることで少しずつお笑い脳が構築されていきます。
ですがそう簡単に理想のネタって、できあがったりしないんですよね。
なので、日頃から「面白いことはないのか」とレーダーを常に貼っておきましょう。
電車の中でも、友人とのたわいのない会話でも、居酒屋の横に座っている人の会話でも。
1つ1つがどこかで大きな価値になる可能性は大いにあります。
すかさずメモを取り、自分のものにしていき、どんどんネタを量産していきましょう。
ネタは100個作って、満足のいくものは1つか2つと言われています。
日々のちょっとした変化で、ネタ作りが効率よくなるので、是非参考にしてみてください♪
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