「飲食店でアルバイトがしたい!」
そう考えていざ面接をしてみたけど、まさかの不合格・・・なんて経験したことはないですか?
誰でも簡単に働けるイメージの強い業界ではありますが、意外にも不採用の経験をした人が多いようです。
今回は実際に飲食店で長年働き、面接経験のある僕がアルバイトの面接で落ちる人の特徴をまとめました。
裏を返せば、今回ご紹介したような人でなければ、採用のハードルはグッと低くなること間違いなしです。
是非、これから飲食店で働いてみたいと考えている方の参考になればと思っています!
- 飲食店バイトを考えている人
- 飲食店バイトの面接を控えている人
- 飲食店バイトの面接に合格したい人
目次
飲食店のバイト面接で落ちる人の特徴
勤務可能日数が少なすぎる
飲食店のバイト面接で落ちてしまう1番の理由はコレです。
どの飲食店も従業員(アルバイト含む)が少なく、従業員が枯渇している状態で営業を回しているケースがほとんどです。
極端に少ない日数ではほとんど雇ってくれないでしょう。
よく聞かれる質問として、「週何日働けますか?」という質問がありますが、まさにこの質問がキーになっています。
飲食店側は出来る限り出勤できる人材を求めているというわけです。
そのため逆を返せば、フリーターのような時間の融通がきく人の合格率は高い印象です。
お店側の要望をくんでくれるフリーターが多いため、飲食店では”フリーター大歓迎!“とうたっているお店も多いですよね。
つまり勤務可能日数が週1~2日などでは、基本的には雇ってくれないことが多いということは覚えておきましょう。
年齢や容姿がお店に合っていない
残念なお話となってしまいますが、面接の見た目は結構見られています。
かっこいい、可愛いといって判断ではなく、”お店の雰囲気に合っているか“というものです。
特に若い従業員が多い職場において、40代〜60代の方を採用することはほとんどありません。
飲食店といえば、力仕事や体力を必要とする職務内容が多いことが原因でもあります。
また容姿に関しても、どこか元気が感じられなかったり、覇気がないという理由で採用を見送ることもしばしば。
「いらっしゃいませ!」と元気に大きな声で言えているイメージが湧きやすいと面接官も採用のハードルが下がりますよ。
面接中の立ち振る舞いや言動がひどい
面接中の何気ない仕草や発言から、採用を見送る場合もあります。
全く敬語が使えない、足を組んでいる、格好がだらしないなど、社会人としてのマナーは非常に大切です。
接客業を主とする飲食店において、仕事中の言葉使いや仕草は売上に関わってきます。
面接前に懸念を抱かせてしまうと、採用しても教育が難しいそうだと判断されてしまい、マイナスイメージとなってします。
面接中も仕事のうちと手を抜かず、大人としての対応や受け応えををしっかりと行いましょう。
自宅から勤務地までの距離が遠すぎる
アルバイトにとって、自宅と職場の距離って大事ですよね。
片道1時間かかる職場だと、やりがいがあったとしても、週4~5日勤務は心が折れますよね。
一方飲食店側としても、交通費という面で採用を見送る場合があります。
基本的に全額交通費を支給するというお店は少なく、片道〇〇円までと金額を制限しているお店がほとんどです。
仮に全額支給の場合、飲食店側も毎月高額の交通費を支払うというコストを懸念します。
また遠すぎる職場に何年も勤務し続けてくれるのか?という不安もよぎるため、勤務先と自宅の距離も把握が必要です。
履歴書がまとまっていない、適当すぎる
所詮アルバイトの面接だから・・・と履歴書をざっくり書いている人を多くみかけます。
受け取る側としても、適当に書いたことは見ればすぐに分かるため、”適当な人“と判断されてしまいます。
アルバイトと言えど、仕事であることには変わりはありません。
社会人として履歴書も綺麗に書き、読み手が採用したいと感じる書き方をすべきです。
ただ就職活動のような正社員雇用ではないので、「この会社に貢献したいんです!!」感が必要ではありません。
綺麗な字で、正しくしっかりと書いていれば問題はありませんよ。
ちなみに折れていたり、汚れている履歴書はNGなので、必ず書き直しましょうね。笑
飲食店のバイト面接で合格確率を上げるポイント
まずは身嗜みから正す
人は見た目から判断が入ると耳にしたことがあるでしょう。
まさしく面接でも、面接官はまず第一印象から判断材料にしています。
みすぼらしい服装やでろでろによれた衣服で面接に臨むのは辞めましょう。
髪の毛に関しても、出来る限りしっかりとセットし、寝癖などは整えてから面接に出向いた方が良いです。
よく女性の方で香水をかけて面接に足を運んでいる方がいます。
香水は基本的にNGのため、面接時も配慮した方が良いでしょう。
また香水以外に、ネイルやピアス、髪色についても面接当日は出来る限りない方が好ましいです。
髪色に関しては世間的にも大分気にならない風習が出てきましたが、不安であれば面接時に聞くことをおすすめします。
履歴書は丁寧に書く
前述した通りですが、履歴書は誰が読んでも違和感のない書き方をしましょう。
殴り書きではなく、綺麗な字を心がけ、受け取る人が気持ち良い状態がベストです。
また志望動機に関しては、直接的な表現は避け、少しでも聞こえが良い状態にしましょう。
- 楽して稼ぎたい
- 楽しそうだから
- 家から近いから
→大学の学費で親に工面してもらっており、迷惑をかけないように自立したい
→接客業を学び、今後の就職活動に役立てたい
→自宅からの距離も近く、シフト面で貢献できると思っている
出勤可能日数はできるだけ多めに言う
「週何日出勤できますか?」という王道質問に対して、できるだけ多めの日数を言うと採用のハードルは下がります。
前述しましたが、人手が少ない飲食業界において、たくさん出勤してくれるほどありがたいことはありません。
ですので、週2~3日の方よりも、週4~5日の方を採用するのは当たり前のことです。
もちろん大学やプライベートの予定もあるのが普通ですので、無理に「週6日入れます!」というのは危険です。
面接官も週6日入れる人として採用しているため、入社後に言っていることが違うと確実に消されます。笑
ですので、月の中で一番入れる週が週何日出勤可能かどうか、を判断基準にすると良いでしょう。
また面接時には学校の予定などによって変動はありますと伝えておけば、問題ありません。
大事なのは少しでも働ける人材であるというアピールをすることがポイントです!
面接中は笑顔で楽しそうに話す
飲食店は接客業であり、お客様あってのお仕事です。
ホール、キッチンどちらを志望するにせよ、コミュニケーション力は必要不可欠です。
常に複数人で勤務しているため、意思疎通ができるかどうかは面接の採用基準として見られているポイントでもあります。
面接中は出来る限り笑顔で受け応えし、楽しそうに話している姿を見せるとイメージもよく写ります。
事実、笑顔が素敵だったから採用したというケースは非常に多く、飲食経験0でも笑顔だけで受かることもあります。
そのくらいコミュニケーション力や明るさは接客業において、重要な採用ポイントであるということです。
嘘はNG!前向きなトークを心がける
アルバイトの面接のみならず、面接でのネガティブトークは面接官によく写りません。
ネガティブさは、どこか暗い印象を与えてしまい、本当に採用して続くのかな?と不安を感じさせてしまいます。
しかし無理に明るく演じる必要はありません。
このお店に入りたいんです!という前向きな言動ややる気を見せることがポイントです。
注意点としては、嘘をつかないこと。
飲食経験がないのに見栄をはったり、出勤可能日数が過剰に大きく見せたりはやめましょう。
面接官は初心者ではないため、話を聴きながら嘘をすぐに見破れます。
支離滅裂な会話になっているだけでも違和感に繋がってしまうため、素直に正直に受け応えすることが吉です。
まとめ
面撮ハードルが高くないイメージの飲食店アルバイトですが、意外にも落ちたことのある方は多いようですね。
きっと飲食店側の要望とアルバイト側の希望がうまく噛み合わないと、不採用になってしまうのでしょう。
まず1番に大事なことは、シフト面の手厚さです。
できるだけ出勤できます!という意思を見せ、まずは採用を勝ち取りましょう。
その為には面接時の身嗜みや言動、態度も重要となってきますので、改めて面接前の参考にしてみてください。
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