セルフブランディングって・・・なに?
言葉は聞いたことがあるけど、意味まではしっかり知らない人も多いでしょう。
いわば”自己に価値をおく“という意味なのですが、間違って捉えている人が多いんです。
セルフブランディングを正しく行うことは自己理解に繋がり、他者との繋がりを形成することも可能になります。
ただセルフブランディングで失敗して”痛い人“と呼ばれている人も多いため、正しいセルフブランディングについて触れていきます。
大切なことは”ありのままの自分でいること“です。
目次
セルフブランディングってなに?
セルフブランディングの意味を理解していないと戦略どうこう言ってられないですよね。
まずは困った時のWikipediaさんに聞いてみましょう。
セルフブランディング(せるふぶらんでぃんぐ、SelfBranding)とは、企業や組織に所属しない「個人」が、自らをメディア化し、自らの力でプロモーションすること。
<出典 Wikipedia>
いち個人として自分自身をメディア化し、プロモーション・・・なんだか難しそうですよね。
確かにネットで有名になるには上記の行動は必要不可欠なので、それこそセルフブランディングなのかもしれません。
ですが僕が調べた中で、セルフブランディングはセルフ(=self)とブランディング(=blanding)からなっている言葉なので、“自分自身”を顧客に対しての”価値として高めていくこと”という説明が一番しっくりきました!
いわば「自分の価値ってコレだよね!」って表現していくことがセルフブランディングの意味だと考えています。
価値は他者の評価からしか生まれないので、価値が生まれる=誰かのためにという意味にもつながります。
セルフブランディングで痛い人って?
セルフブランディングについて調べていたんですが、検索予測に「セルフブランディング 痛い」という強烈な結果が出ていました。
間違ったセルフブランディングをしてしまうと痛い人と扱われてしまいます。
では具体的にはどういった人が痛い人だと言われているのでしょうか。
- 俺はスゴイ人アピールをする人
- 良くわからない肩書きを名乗っている人
- 自己啓発系の言葉を言えばいいと思っている人
俺はスゴイ人アピールをする人
調子乗って「俺はスゴイ人間だよ?」とSNSやネット上で表現している人を見かけます。
高級ブランドで身をまとい、美女に囲まれてパーティーしているみたいな姿をアップしている人たちです。
ツイッターを見ていると結構こういう人って多いですよね。
本当は稼げていないのに「秒速50万円」とうたって、高額情報商材を売りつけるみたいな。
こういった良くないイメージがあるからこそ、セルフブランディングは痛い人がやるものを思われてしまうんです。
良くわからない肩書きを名乗っている人
ツイッター上に多いのですが、聞いたことない肩書きで自己表現している人を見かけます。
ハイパーメディアクリエイター、ドリームアドバイザー、メンタルサポートプランナーとかね。
正直謎すぎますし、不信感しか抱かないので早急にやめるべきです。
他者と差別化を図りたいのが見え見えで、逆に痛々しい人に見えてしまっているパターンなんですよね・・・。
自己啓発系の言葉を言えばいいと思っている人
「今日も元気に明るく生きていきましょう!」
「成功への近道は今日全力で生きることです。」
みたいな言葉をかっこいいと思って言っている系の人です。
何かの目標に向かってブレずに行動を続けるにはマインドセットってものすごく大切だとは思います。
ですがとりあえず言っておけば成功者に見えるだろうという甘い考えが出ているアカウントが多いです。
フォロワーも100人そこらで影響力も対してない、けれど自分に価値を見出したい!
そんな表現では全く価値を感じませんし、意味ありませんよね。
セルフブランディングのメリットは?
ここまで読んでくれた方は疑問に感じるかもしれません。
「セルフブランディングってやらん方が良くない?痛くない?キモくない?」って。
正直なところ、間違ったセルフブランディングを行うと確実に痛い人になります。
しかし、正しい表現を行うことで、自分自身の価値を誰かのために表現することができるようになるんです。
- 他者との差別化を図れる
- 求めるお客さんを集められる
- 本当の自分を知れる
他者との差別化を図れる
ネット上で個人として価値を見出すと、いい意味でも悪い意味でも目立ちますよね。
正しい価値基準で表現を続けることで、他者と差別化が図れて、唯一無二の存在になれます。
差別化が図れれば、自分にとって大切な人との友好な関係性を築け、信頼を集めることが可能です。
何か伝えたいことがあった時も、疑われることなく受け止めてもらえるので、メリットが大きいですよね。
求めるお客さんを集められる
ネット上で商品やサービスを売るのって予想以上に難しいです。
ですがセルフブランディングに間違えなければ、その確率をグッと上げることも可能となります。
正しいセルフブランディングを続けることで、周りから信頼され、同じ価値観を持った人たちが集まります。
価値観を共有できるコミュニティができれば、何かあなたが発言した時にも素直に理解してくれますよね。
そこで商品やサービスを提供すれば、あなたが望んでいる人に確実に届けることが可能です。
本当の自分を知れる
間違いのないセルフブランディングは自分自身を表現することにつながります。
ですのでセルフブランディングを極めれば極めるだけ、本当の自分に巡り会うことができます。
自分は何者なのか、嘘のない自己表現がセルフブランディングに繋がるんです。
こちらについては次項で解説していきます!
セルフブランディングで失敗しない方法
セルフブランディングで痛い人と思われるのは出来るだけ避けたいですよね。
ですので正しいセルフブランディングを行い、自分に価値を見いだせる方法をご紹介していきます。
ずばり、セルフブランディングで失敗してしまう理由は”自分に嘘をついているから“です。
良く見せようと思ったり、カッコつけようとしていてはゆくゆく必ずボロが出ます。
大切なことは、自分が何者で、どのような信念を持って自己表現をしていくかということです。
その為に失敗しない方法を是非参考にしてみてください!
- 嘘偽りなく、ありのままで表現する
- 5W1Hで考える
- 発言や行動に一貫性を持つ
嘘偽りなく、ありのままで表現する
某有名ディズニー映画のパクリとの言えますが、”ありのままで“いることが一番です。
前述した痛い人はどれも本当の自分ではなく、人によく見せたい願望でしかありません。
人はそういった小さな嘘を感じ取って、それが違和感や不信感につながり、最終的には信用も失います。
正しいセルフブランディングを行いたいのであれば、必ず自分自身はこういう人間だという部分を隠さず表現するべきです。
ここで大切にして欲しいことは自分自身の信念や思想を曲げないこと。
何を思い、何を考え、何を伝えたいのかを曲げずに表現し続けることがブランディングに繋がっていきます。
そしてその気持ちや感情を誰に伝えたいのかを日々考え続けることが近道です。
結局何者かになりたければ、美談だけでは語れないんですよね。
失敗も成功もしている姿を見せ続けてこそ、後ろに人はついてきます。
ありのままで、あなたらしく!
5W1Hで考える
少し具体的な内容になりますが、自分らしい表現を続けていくには“5W1H”を意識するとわかりやすいです。
- WHO・・・だれが
- WHAT・・・なにを
- WHERE・・・どこで
- WHEN・・・いつ
- WHY・・・なぜ
- HOW・・・どのように
ビジネスの基本とも言われている5W1Hですが、セルフブランディングでも活用できると考えています。
僕自身の思想を5W1Hになぞってみました。
- WHO・・・会社に属さずに生きているはかせが
- WHAT・・・個人で生きていく方法や考え方を
- WHERE・・・ネット上で
- WHEN・・・毎日更新を通して
- WHY・・・会社に行くのが辛いと心から思っている人に
- HOW・・・ブログやツイッターやYoutubeで表現する
最初は漠然としていても構いませんので、大枠で捉えてみるだけでグッと分かりやすくなりますよね。
ちなみにこの中で一番大事にして欲しいのは、“何を”という箇所です。
自分自身がどうなりたいのか、に近いのですが、何を表現したいのか、をブレずに持っておくことをオススメします。
あなたの中の強い気持ちがあれば、自ずと他の部分も決まっていくので、まずは何がしたいのか、を明確にしていきましょう。
発言や行動に一貫性を持つ
表現する場はどこであれ、自分の行動や発言には一貫性を持つことが大切です。
仮に今の行動や発言が定まっていないのであれば、一度立ち止まって考え直すのも良いでしょうね。
一貫性を持つことであなたが気持ちを届けたい相手にまっすぐ情報を伝えることができます。
またよりターゲットが明確になるので、ファンを集めやすいというメリットもあります。
ただ時間と共に自分の考え方や思想って変わってきますよね。
人は日々進化するので当たり前のことなので、その時に感じたままに表現してOKです。
ですが、その時に大事にして欲しいことは、これだけは曲げられない信念を1つ持っておくと良いでしょう。
僕の場合は”自分は自分だから”が信念であり、これだけは何年経っても変わることのない信念です。
この軸さえブレなければ、行動や発言が変わっても、全体として伝えたいことは変わらずに周囲も付いてきてくれます。
まとめ
セルフブランディングは自分自身の価値を高めることであり、その価値をどのように表現していくかが重要です。
決して間違ってはいけないことは、見栄を張って周りに対して良く見せようとすること。
必ず化けの皮が剥がれますし、嘘がバレた時は信用されず、個人で生きていくのが難しくなります。
自分自身は何者なのかを見定めて、信念を持ってありのままで自己表現することが、セルフブランディングの正しい方法です。
無理はせずに、誰に対して、何を伝えたいのかを今一度考えてみるのもいいかもしれませんね。
セルフブランディングを磨くことは自分自身を見つめ直すことにも繋がるので、是非今後の活動に活かしてみてはいかがでしょうか?
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