『20歳の自分に受けさせたい文章講義』から書き方を学べ!【書評】

20歳の自分に受けさせたい文章講義 書き方 ライティング 書評

日々ブログを更新していると、うまく記事が書けないと感じることが多くあります。

これは書き方にルールがなく、学校でも書き方の技術を教わらないのが原因でしょう。

しかし、この悩みを一発で解決してくれた書籍と巡り会いました。

それが『20歳の自分に受けさせたい文章講義』です!

今から約7年前に出版された書籍にも関わらず、時代に左右されない書く技術がまとめられていました。

「ブログやライターとして稼ぎたい!」と考えている方におすすめの本です。

本書の簡単な要約と、私が感じたおすすめポイントをまとめましたのでご覧ください!

20歳の自分に受けさせたい文章講義の作者

本書の著者は、『古賀史健(こがふみたけ)』さんという方で、株式会社バトンズの代表を勤めているライターです。

古賀さんは聞き書きスタイルのインタビュー形式を得意としており、実用書をはじめ、タレント書まで幅広く手がけているそうです。

またこれまでに、アドラー心理学を題材にした『嫌われる勇気』の著作にも携わっている方でもあります。

嫌われる勇気と言えば、舞台やドラマにもなった良書ですよね。

この著書にも携わっているなんて・・・只者じゃないです。笑

20歳の自分に受けさせたい文章講義の要約

まず本書は全部でガイダンス+4部構成で話が進められています。

ガイダンスでは、話せるのに書けない人のメカニズムを解説するところから始まります。

この書けないという現象は、頭の中で「ぐるぐる」と情報が入り乱れている状態だと指摘されていました。

これらの感情は書こうとするから書けないのであって、「ぐるぐる」をまずは整理する必要があります。

この整理するという行動こそが『書く』ということなのです。

つまり自分の感情を考え、まとめるために書くということだと本書では示されていました。

1~2講では、主に良い文章と悪い文章の違い、文章の基本構成の考え方が記載されています。

この1~2講の内容が特に濃厚であり、文章を書くための基礎がみっちりと詰まっていました。

具体的には以下の内容がテーマとなっています。

◯文章は「リズム」で決まる
・視覚的と聴覚的リズム

◯構成は「眼」で考える
・序論/本論/結論における客観と主観のカメラ
・主張/理由/事実のマトリョシカ

どの内容も言われてみれば当たり前の内容かもしれません。

ですが、実際に文字を書くときは意外と意識していないことが多いと再認識させられました。

そして3~4講では、読者に対して書くという意識についてがまとめられています。

文章を書く際に、誰に対して書いているのか、いわば読者目線を持つことの重要性が明記されています。

本書ではこれを“読書の椅子に座る”という表現がされており、具体的な思考が理解できます。

また文章が出来上がったあとの「推敲(すいこう)」の重要性にも触れています。

推敲(すいこう)とは、1度出来上がった文章を再度読み直し、書き直すことです。

なぜ推敲(すいこう)を行うのかについても、読者に対してであり、その理由についても深く理解できる内容となっています。

このように本書では文章を書く前段階から書き終えた後まで、文書ができあがる一連の技術を学ぶ事が可能です。

一冊にぎゅっと書く技術が集約されている、いわばライティング専門書という位置付けの書籍だと感じました。

20歳の自分に受けさせたい文章講義のおすすめポイント

基本的な書き方や構図を学べる

本書を読み、文章を書く際に、何気なく書き進めていたことが間違っていたことだと再認識します。

起承転結で書き進めることが一概に正しいとは言えないこと。

文中における自身の主張や論理的な文章構成の作り方など。

これまで学校では学ぶことがなかった内容を細かく理解することが可能でした。

また接続詞の持つ重要性にも触れており、すぐにでも実践できる工夫も随所に記載されている点が魅力的だと感じました。

文章を書く前から完成した記事の推敲(すいこう)までを事細かくアドバイスしてくれるので、「この1冊あれば他の専門書いらないよね!?」と感じる良書でした。

事実、本書をしっかりマスターすれば、文字を書くことに抵抗がなくなります。

もしもブログやライターとして脱初心者を目指すのであれば、間違いないと太鼓判を推せる一冊です!

初心者でも理解しやすい内容

これまでの実用書は堅苦しい内容のものが多いイメージがありませんか?

ライティングの書籍だけでなく、専門書関連は難しい言葉が飛び交ったりと・・・。

ですが、本書ではこのような悩みは起きません。

というのも、これから書き方を学びたい初心者へ向けたメッセージが多い印象を受けました。

筆者の古賀さんも読み手の立場にたって書くことを最大限に意識して書いています。

ですので、読み手が誰であれスムーズに内容を把握できるようになっています。

難しい専門用語は一切なく、例文を交えて表現されているので、悩むことなく「なるほど!」と納得しながら学ぶ事ができます。

ページ数自体も270ページと多くないので、すぐに読み終えることも可能です。

ページ数は多くないですが、内容は濃密なのでご安心ください!

相手を納得させる伝え方を学べる

本書に書かれている内容を実践することで、物事の伝え方を学べます。

どのように文章を書けば、正確に伝えたいことを読者に届けられるのかがわかりやすく書いてあります。

また常に相手の立場にたって書く技術を提唱しているからこそ、書き方だけでなく、伝え方という面でも学べる箇所が多いです。

もし売りたい商品を誰かに買ってもらうためには、相手の立場にたって表現しなければなりません。

いかに商品の良さを伝え、悩んでいる人に言葉を届けるのか。

そんな人の心を動かすのに必要なスキルが本書には詰まっています。

ですので、相手の気持ちを動かす仕事に就いている、または就きたい人にもおすすめしたい1冊です。

まとめ

ライター業を始め、ライティングの技術を向上させたい人におすすめの本でした。

数々の文章の書き方に関する書籍が出ている中でも、初心者向けの書籍でしょう。

ただ本書に書かれている内容をしっかりと実践すれば、見違えるほどに文章力は向上すると思います。

それくらい内容は濃いです。

本書があれば、他の書き方にまつわる本はいらないんじゃないか?とすら感じました。

これから文章を書く技術を学びたい方、または現在書き方にお悩みの方は是非本書に目を通しておくことをオススメします!

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